未完のみかん

みかんの成長日記

児童文学📚(前編)

んにちは、みかんです🍊

突然ですが、私は小さい頃から読書が大好きでした。小さい頃に出会った作品って、何故か大人になってからも心の拠り所であり続けますよね。

今日は、私が10歳前後に出会った思い出の作品についてお話ししようと思います。

 

 

書籍

西の善き魔女 荻原規子

私にとっての絵本のような作品です。出会い、秘密、そして冒険・・・子供心をくすぐるようなエッセンスが詰まっています。でも、この作品の登場人物たちは魔法や不思議な力は(ほぼ笑)使いません。頼れるのは、自分の智力と、自分の魅力によって獲得した仲間のみです。自分自身でやり抜くこと、努力する姿勢や謙虚さによって「この人なら助けてもいい」と思ってもらえるように行動することは、私たちが日常を生きるうえでも大切にすべきことだと思います。

 

プラネタリウム 梨屋アリエ

幼い頃は自分の感情であっても初めて出会うものばかりで、自分ながら困惑する経験が誰しもあるのではないでしょうか?この作品は、そんな自分も把握しきれないような、何とも言い難いような、そんな感情のかけらを拾い集めたような短編集だと思います。大人になっても素のままの感情を大切にしながら、うまく付き合って生きていきたいですね。

 

ビート・キッズ 風野潮

こちらは上の2作とかなり雰囲気が違いますね(笑)右も左もわからず、でもがむしゃらに進み続ける物語です。私は家庭環境、能力、外見・・・様々なところにコンプレックスの種を抱えていると思います。この作品は、そんな劣っている自分や劣っていると感じてしまいがちな自分を許してくれるような気がして、不思議と記憶に残っています。

 

以上、3作品についてわたしの感想を少しお話ししました。こちら以外にも好きな作品、何度も読んだ作品がたくさんあるので紹介できないのが残念ですが、またお話できる機会があると嬉しいです。

次回は書籍以外で、小さい頃のお気に入りについての記事を書く予定です。それでは🕯🫧