こんにちは、みかんです🍊
「クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ」展について、覚え書き程度ですが感想を残そうと思います。
オートクチュールの美しさ
オートクチュールの場合、デザイン画を元にまずは白い布でトワルと呼ばれる試作品をつくるそうです。今回の展覧会では、トワルだけが展示された部屋があったのですが、本当に壮観でした・・・!
こちらで感じたのは、「シルエットの美しさ」です。色や素材ももちろんファッションの重要な要素ですが、それらが削ぎ落とされたシンプルな真っ白なドレスであるのに本当に華やかで美しかったです。
また、デザイン画の文字どおり“絵の中”のようなシルエットを再現するメゾンの技術を感じました。試作品なので構造が観察しやすく、”絵の中”のシルエットを実現する過程がみられました。裾がバルーン状だったり、裏に接着芯のようなものがあったり・・・本当にずっと居たい空間でした。
マリア・グラツィア・キウリ
DIORの現在のクリエイティブディレクターであるマリア・グラツィア・キウリさんは初の女性クリエイティブディレクターだそうです。彼女はディレクターであると同時に活動家であり、女性の権利を主張するコレクションを多く発表しています。
オートクチュール→長い歴史→伝統的な女性らしさを大切にしていると思っていましたが、彼女は「現代の女性に似つかわしいファッション」を目指されていると知りとても驚き、感動しました。女性”らしさ”は捨て、ただ女性である自分自身を生きる、現代がそんな時代になるように、私も現代の一員として行動したいと感じました。
芸術に明るくなく、拙いレポになってしまいましたが、ご覧いただきありがとうございました。
それでは🕯🫧