こんにちは、みかんです🍊
今回は、(G)I-DLEの最新曲「Allergy」と「Queencard」について、MVやカムバ活動の感想をつらつらと書いているのでご興味ある方は是非!
Allergy
このMV、最初にQueencardが流れてたんですよね・・・絶対見返しちゃうよね、そんなの😮💨
コンプレックスを抱き引っ込み思案なソヨンさんと、ソヨンさんを連れ出すウギ、シュファ。でも、ウギやシュファ、そしてSNS時代のプリンセス(?)ミヨンさんや、飄々と生きているように見えるミンニも実は「もっとこうだったらいいのに」と劣等感を覚えながら過ごしていそう。
私もデジタルネイティブと呼ばれる世代ですが、SNSって受信者目線だと他人(社会)のことをいくらでも観察できるので自分との差ばかりに目がいきみじめな気持ちになりますし、発信者目線でも(みじめにならないために)自分のことをいくらでも大きく見せられるので、その結果自分の外的側面(=ペルソナ)がどんどん肥大して、それに伴いそれにそぐわない面(=シャドウ)も大きくなってしまう・・・そんな負のスパイラルがありますよね。
Queencard
こちらのMVは「アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング」にインスパイアされて製作されたそう。
この映画、ちゃんと後から観ようと思っているのですが、ひとまずあらすじを元に考えるなら(ごめんなさい)、
整形するために麻酔薬を投与されたソヨンさんが、自分が美人だと思えるようになり、活気に溢れた日々を過ごすようになる(ソヨンさんの化身(?)の4人も同様)という感じでしょうか・・・今回のMVやステージでは蝶々モチーフ🦋が多く使われていますが、故事「胡蝶の夢」になぞらえて、自分が美しくあるように思え夢現の区別がつかない状態をイメージしているのかなと(妄想ですが)。
当初このMVをパートナーに見せた時に、「なんで美しくなきゃいけないの?美しくなくてもいい方がいいじゃん」と言われたんですよね。私もそれは感じていて、ずっと考えていました。美しくない自分を受容することが最も大きな自己愛では?と思ったので。
(ネット上でもそのような声があったように思います。)
ですが、調べてみるとソヨンさんはインタビューで、このように話しています。
結局は自分の外見ではなく、ありのままの自分の姿を受け入れて愛することが重要だという内容を込めました。
「(G)I-DLEのプレイリスト」-weverse magazine
素敵!!!
私の「可愛くなくても私は私」とソヨンさんの「どんな私でも可愛い」は、「可愛い」の定義が異なるので本質的に"自己の受容"であることは同じですね。どちらが心地良いかは個人の性格だと思いますし、パワフルなドゥルちゃんたちに似合うのは圧倒的に後者ですね(笑)
今回のステージ衣装がちょいダサ(小声)が多いのも、他人からどう見られようと自分が自分を愛していればそれで十分!と伝えてるように思います。ただダサいだけだったらごめんなさい(笑)
整形未遂シーンがMV中に登場しますが、
「結局大切なことは自分を受け入れることであって、そのための手段として整形を使うも使わないも自分が自分のために決めること」ということなのだと思っています。
他者への押し付け的なルッキズムはまた切り離して考えるべきですが、今回はテーマである(と思っている)自己の受容の観点からのみお話ししています。ご承知おきを。
このMVの最高なのは最後に「I feel you」(訳:わかるよ)と言ってくれるところなんですよね。受け入れたいと思っていても、ブルーになる日もコンプレックスを感じる日もある。それもひっくるめて一緒に楽しく生きていこうと言ってくれているようで、本当に元気をもらえます🔥
このように振り返ると、この曲はまさにself loveの曲ですね。
Self love is the best love…
というわけで、ライブには私も蝶々のヘアクリップでも付けて参戦しようかな〜なんて考え中です(そこ?)
長いオタク語りでしたが、どなたかにドゥルちゃんたちの魅力が届いたり共感していただけたらうれしいです!
それでは🕯️🫧